不動明王「五施の大事」
聖明王院六壇合同開壇御聖訓
平成19年11月18日
行道は自らを捧げてこそ成る積徳は自ら与えてこそ得らる
大道は真心よりの施しありて支えらる
真の利は 施しの行の証とならん
吾乃
不動明王
皇
吾茲に金筆を執りて、開壇を祝し沙上に訓示す。
哈哈 止
世の中にありて富める者は富み、逆に貧しき者は、何時迄経つとも其の壁は乗り超える事難し。富は偏り一部の層に大半が握られ、残りを巡りて熾烈なる弱肉強食が展開されるが如し。斯くの如き世にありて、本来分け与え施し合いて、実現されるべき平等なる社会は実現せず。隔差の開く程に人心も荒み、貪欲なる執着は増し行くのみなり。是れ人の世界丈に非ず。霊の世界にありては、更に顕著であるなり。気天道や阿修羅道の上層霊であれば、本来積みし徳を以て霊界を正しく導き修め、又自らが守護せし地上の民を正しく教導する事が求められん。
然れど、徳や利を貪るが如く、下層の霊より功を搾取し、自らの私腹を肥やさんとする者あり。徳力を以て施し、大いなる導きを生む事を自らの役目となすも、逆に徳を奪い命数を奪うが如し。霊界にありても又人界にありても、本来学ぶべき施しの精神欠けるを嘆く。我欲を捨て、自らを喜捨して天の真理に則り、真の利益を世に満たすべし。大道を志す人霊にとりて、其の基礎を為し、中核となる施しの大事を説かん。
三施、是れは道の施しの中でも基本を成す。
則ち財施、財は汚れしものなり。其處に宿りし念、悪因縁は数知れず。美しき心の者なるも、一度財に溺れたれば純粋なる心を失うなり。財の悪気に取り付かれる勿れ。其れを以て己れを堕落させる勿れ。財を真に生かすべき方向へと向け、浄き財と為し、萬民萬霊の為に役立てるべし。財施は己れの心の浄化、純化なり。そして其れと共に、道の大いなる礎と成らん。
則ち法施、法を施す事なり。大道に無二の天命ありて、得道という最高なる法あり、救いあり。是れを授ける事は如何なる施しにも勝る。道を知れば法を知る。道を行ずは、法を授ける行を為すなり。道を歩みて、最高なる法を得たり。是れ与えるとも決して減るものに非ず。惜しむ勿れ。自らが得し大いなる宝、其れは萬民萬霊の為に平等に広めるべきものなり。
則ち無畏施、是れは畏れの無き心を与えるなり。一切の不安、恐怖を取り除く事にして、其の無畏の心を持ちて、捨身奉行を行うに通ず。道を得た確信、救われし実感は如何程ありや。道に対する絶対的信念は、如何程己れのものとなるや。道を得ぬ者に道を授け、其の救いと絶対的安心感を施すべし。又道を得るも、未だ不安を拭えず信念定まらぬ者に、大道の柱を施すべし。 三施の次に大道にありて、為す事能う施しを述べん。
供養施
大道に救霊が許されたり。真実なる祖先供養が為す事能いたり。供養を通じ苦海の淵より先祖を救い、又霊界の最下層に至る迄の縁有る霊を救済すべし。開かれし道の門は、無縁をも有縁へと化す事能う。供養、則ち救いの施しを以て萬霊を導くべし。次に、是れより重要となるべき未来への施し、未来施について述べん。
立命施
是れは積徳施、滅業施というべきものなり。積徳施は今迄、自ら積徳の機會を求めてきたものを施す處にあるなり。則ち、功徳を積む為の働きの場、其の機會を施す事なり。大道の行道も又、己れが前面へと進み進みて、其の徳を一人占めしたり、他に与えるを拒みたりするものに非ず。徳は積まんとして、得るものに非ず。施してこそ真の徳とならん。
大道の積徳の場
人の世界又、霊の世界にありても更に施し合い、皆が大道を楽しく力を発揮して、為せる様にする事が重要なり。特に利を奪い合いて、施す事を忘れし流れより脱し、皆に徳の潤い又、利益の面での潤いを生ず様、人霊界に訓したし。滅業施は則ち因縁の解消の手段、機會を与えるなり。宿命、運命、夙世の因縁に縛られた侭では、未来の流れを変え行く事能わず。今、大道にありて過去の因縁を清算し、未来へと通じる救いが開かれて居るなり。悪因縁、業の清算の法を授くべし。
立命の施、未来の施、是の施しの何たるか解せるや。無財でも良し。無尽蔵に己れの内より生ずるものにして、道を得し者達が有する、救いの心其のものなり。無償の愛、慈悲心なり。大道を行ずるは是れ等の施しの心を以てするを要す。我欲、邪念を滅し真に大道に施して、自らの心に又、他者の心に永劫に続く平安を齎すべし。自ら手離す事、与える事が大事なり。神人霊に其の気が順行せば、理と利は、混然一体なるものと為し、世の乱れを解消へと導かん。末世の荒みし心を浄化し、大同世界の住人として地上天国を築き行かんと為す者として、其の施しの精神を大切にすべし。
崇 明指天壇 満代 明力天壇 日和子 明勇天壇
博明 明元天壇 友美 明洋天壇 陽子 明定天壇
以上を賜れり。結集して其の志を尚高め、使命を遂行すべし。
吾茲に筆を置く。
主
哈哈 退