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気天神超度の標榜書〜後編〜

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道灶、道燭、道燐、道燥、道霆、道甘、道露、道丹・道玉・道菓・道那天壇開壇御聖訓   昭和61年1月27日    孔雀拡羽 七色光    聖人開口 天界響    人修隠而 曠世才    高慢破徳 謹招縁   吾乃  長生大帝 即 南極仙翁  奉領 命 来臨道壮 禮叩 天  會見賢人 執筆開言 述喜設壇 皆聞厳粛    哈哈 止    本日再び開壇垂訓式に筆を握り、気天神超度の標榜書の後編を記す。  一、気天神が天道を進んで加護せぬ由  気天神は一時的安逸世界、気天に在すも、現在正法普伝の機會を得難し。法灯伝授の規律規則上、肉体を持ちし縁人に得道の範囲が定められたり。  気天神は幾等天道を加護しても、地上界の如く得道の路程が明然ならぬ為に諦めて、人間に対する羨望の為に積極的に護道せず。而して、目先の自分達の気天在天に執着し、異端教、左道旁門が繁栄す。これ等は気天神の霊性が人間に近い為に、即ち七情六欲の垢が濃き為に、私情に左右される事となれり。  理天界では抜度されし亡霊鬼魂、気天霊は天佛院にて修練練成され、人情的見地から佛仙の見地へと教育指導され、仙界の一員として自覚を要求されるなり。故に如何に霊格が高くとも、絶対に神事神職の機筆には触れる事能わず。霊格低くとも、超抜後の結縁訓を握る事を許される令有り。故に気天神は前例に挙げられた悟禅師兄、教化菩薩に倣いて、自己の私念を後回しにした献身的な行動を要求されるなり。  一、萬教帰一と気天神  天道、諸々の宗派を根本に帰一する命を帯びる。現在八大金剛、各龍神雷神等が全力を挙げてこの命の遂行を促進す。即ち容赦無く、無知愚昧なる気天神を鎮圧するなり。此の為に圧せられし気天神は衰退し、同時に地上の宗教団体等も崩壊す。頂きに立つ教祖等は狂い出し、其の下の信者等も散々と分裂す。為に気天神は以前よりも強烈なる天神の威厳を恐れ、天道の護道に赴くべし。  一、気天神が救済され難き理由  気天神は地獄界の亡霊等よりも逍遥自在にも拘わらず、地獄霊と同じ程の抜天の機会しか無し。即ち、得道した子孫が誓願を立て体を提供せねば救われず。如何に神格が高くとも、我が子孫が子孫等に特別に霊示を以て引導する権を持たず。得道は全て理天界の三官大帝等の審査と、法律主等の判決が、一人一人の縁と化して得道へと結び付くなり。  故に気天神等全て、天道がどれ位霊験と...

気天神超度の標榜書〜前編〜

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道灶・道燭・道燐・道燥・道霆・道甘・道露天壇開壇御聖訓 昭和61年1月25日    南閻裟婆 過充墳    極度破戒 人倫乱    仙佛見是 不尽嘆    翁師赴東 授真印   吾乃  南極仙翁  奉戴 命 来到道皇 禮叩  天  會面賢人 開壇多数 是感無量 執筆訓示 静聴天言    哈哈 止    本日の目出たき開壇聖訓の場を借り、気天霊超度の標榜の書を記さん。  前後の二編に分けて垂訓する為に、本日は前編を記さん。  『気天神超度の標榜書』  一、天道、上層の霊を救う命  天道、三層の神人鬼を極楽浄土、理天涅槃に救い返す大命を有す。即ち、上は河漢星斗の気天神から、下は地獄の幽冥亡霊迄救済する使命有り。安穏たる気天界の霊等は、前世の徳にて各自一時的神佛の位を有するも、完全なる平安郷の帰路を明らかに出来ず、低迷獰猛なる種々諸々の亡霊依りも逍遙体なる気天霊ですら、大道に廻り会う事無くば、再びと輪廻の法則の渦の中に身を沈めねばならぬ運命なり。  然れど淘汰清算の末日の浩劫の逼迫を感じ取り、気天霊等戦々兢々と緊迫す為に、天道は慈悲厚きを以て、更に其の解脱の門扉を広くせんとす。  一、気天神の使命  気天神は徳功高き善男節女が、天界の定める規定に基づきて役職を授けられ、天性の修練を続行する要有り。諸々の気天神は人間世界に対して働き掛け、利益と加護を施し、正道へと感化せしめる使命有り。若し利益を施すを以て、逆に人間を頽廃させる結果となれば、その過を背負う要有り。  然れど多くの気天神は、施す事に依りて在天期間を延長する事に重点を置き、理天神の望むべき関係は成立せず。故に人間は、利益を得るは気天神に対して自分の徳 を与えている事に気付くべきなり。  一、気天界の仕組  気天界は、玉皇大帝を最高の長として統治される。又、象天界より気天界に到りし霊は、吾、南極仙翁の審査に依りて在天期間、役職並び次回転生の福禄寿を決定す。又、理天神が気天神の各層に赴任し、修道院を設け、其の指導と役職の管理に當るなり。  日月の運行から諸々の土地河川に至る迄、気天の霊が宿るなり。気天の霊は、役職と拠点とせし神社等の配属を分担され、神佛名も同時享くなり。  然れど役職、神佛名は不動不変にして、配属されし気天神のみが絶えず入れ替るなり。又、長に立つ理天神の特質に依りて、其の職命は変るなり。例えば上層の気...

蔡廼財理事結縁訓

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  昭和62年10月25日    天下混迷 並異端    然人辟易 無良縁    古道悲是 降法雨    佛仙緊緊 駆九天   吾乃  天然古佛 奉領 命 来臨聖園 禮叩 天  本日結縁 感慨無量 廼財賢徒 帰天以来 得上果位 多忙天職 今連廼財  天許結縁 吾不多言   哈哈 止  秋風は飄々として 木々を揺らし    香烟は紛々と聖園に漂う  天宮に瑞雲満ち    友と妻子変り無きを喜ぶ   吾乃  雲昇大仙 蔡廼財  恩師に導かれ、聖き地に降りたり。 天 に百叩し、賢人の顔を見る。本日結縁の機を得て、 上天に感謝の意絶えず。                    吾、茲に想いを全て述べ伝え、道の糧と為さん。  咳 止   吾、蔡廼財、天に召されて以来、早一年の歳月流れたり。天に在りては地に残したる吾妻や子等の事を想い懐かしみたり。然れど、其れ以上に不憫に想う事は、吾、天依り賜りたる理事としての役目を果たし得ぬ儘に帰天しなければならぬ事なり。今から回想せば、辛酸の多き道なり。天命の移遷と、其れと共に起りたる試練の数々。今理事会の歳寒の三友達の顔を見れば、昨日の事の如く鮮明に想い出されるなり。 誠に後学達は克己発奮し、其の徳光を皆、光顔巍々の如く、吾佛眼に写りたり。   吾息子、娘達よ。父の遺言通り道を為したるや。汝等が道を為す事が吾にとりて唯一の誇りなり。敢えて厳しく言う。父はもう汝等の父では無し。道全体を責任を以て護るべき指導の立場に有り。優しきは 様のみ。其れ以外の神人は皆、道に対して厳しく有れば良し。本日吾は汝等のみの為に筆を執らず。各仙佛の訓示の如く、道親全体の為に筆を持たん。  昭和五十八年、吾にとりて人生最大の修羅場在り。天意は悉く善悪を判別し、道体全体、魔考の嵐吹き荒れたり。前人未踏の破天荒の時期が訪れたり。吾は是の時に益々心堅固にし、不撓百折、道が再び盛える迄はと、全身全霊を捧げて道を護りたり。  離合集散は世の常なれど、道の友が去り行くは、唯々悲し。淋し。然れど是れ、新しき時代への黎明期と自分に言い聞かせ、吾は領導理事会の理事としての天命を完うせんと誓いたり。誹謗困難の日々は連なれど、吾の周囲には理事会の仲間、そして賢き吾子等の援助も有り。「有難う」其の気持ちで一杯なり。努力は天に認められ、第十期の点伝師が拝命して以来、青天霹靂の如く道...

不動明王「五施の大事」

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聖明王院六壇合同開壇御聖訓 平成19年11月18日   行道は自らを捧げてこそ成る   積徳は自ら与えてこそ得らる   大道は真心よりの施しありて支えらる    真の利は 施しの行の証とならん 吾乃  不動明王 命を奉り、聖壇に来降す。 皇 に参叩し、諸賢人と親しく接す。 吾茲に金筆を執りて、開壇を祝し沙上に訓示す。 哈哈 止  世の中にありて富める者は富み、逆に貧しき者は、何時迄経つとも其の壁は乗り超える事難し。富は偏り一部の層に大半が握られ、残りを巡りて熾烈なる弱肉強食が展開されるが如し。斯くの如き世にありて、本来分け与え施し合いて、実現されるべき平等なる社会は実現せず。隔差の開く程に人心も荒み、貪欲なる執着は増し行くのみなり。是れ人の世界丈に非ず。霊の世界にありては、更に顕著であるなり。気天道や阿修羅道の上層霊であれば、本来積みし徳を以て霊界を正しく導き修め、又自らが守護せし地上の民を正しく教導する事が求められん。  然れど、徳や利を貪るが如く、下層の霊より功を搾取し、自らの私腹を肥やさんとする者あり。徳力を以て施し、大いなる導きを生む事を自らの役目となすも、逆に徳を奪い命数を奪うが如し。霊界にありても又人界にありても、本来学ぶべき施しの精神欠けるを嘆く。我欲を捨て、自らを喜捨して天の真理に則り、真の利益を世に満たすべし。大道を志す人霊にとりて、其の基礎を為し、中核となる施しの大事を説かん。  三施、是れは道の施しの中でも基本を成す。  則ち財施、財は汚れしものなり。其處に宿りし念、悪因縁は数知れず。美しき心の者なるも、一度財に溺れたれば純粋なる心を失うなり。財の悪気に取り付かれる勿れ。其れを以て己れを堕落させる勿れ。財を真に生かすべき方向へと向け、浄き財と為し、萬民萬霊の為に役立てるべし。財施は己れの心の浄化、純化なり。そして其れと共に、道の大いなる礎と成らん。  則ち法施、法を施す事なり。大道に無二の天命ありて、得道という最高なる法あり、救いあり。是れを授ける事は如何なる施しにも勝る。道を知れば法を知る。道を行ずは、法を授ける行を為すなり。道を歩みて、最高なる法を得たり。是れ与えるとも決して減るものに非ず。惜しむ勿れ。自らが得し大いなる宝、其れは萬民萬霊の為に平等に広めるべきものなり。  則ち無畏施、是れは畏れの無き心を与えるなり。一切の不安、恐怖を取り除...

教化菩薩「明日への道標」

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中央伝道会五壇合同開壇御聖訓   平成4年6月21日    澆季之世 人心の退癈に神佛の嘆き多し    風雨同舟 賢人の和を以て 済霊の天職を全うすべき時節也    光彩陸離 光と影 善と悪の交わる様 古今依り続きたり     雲外蒼天 希望と救いは無限に有るを悟るべし    吾乃   教化菩薩 命を奉領し、聖域に臨めり。 帝 に禮拝し、賢人達と親しく接す。  開壇の佳日を心から慶び、以て本日、「明日への道標」と題し、従来の訓示より分り易い表現を以て訓示す。 哈哈 止   『忍土なる地球に生まれて』  佛教に於いて、現世は忍土であると説かれています。忍土とは忍ぶ土であり、現世は元来、修業すべき場處であり、欲望の侭に奔走するべき處では無いと言う意味でありましょう。然し、普通、人々は少しでも楽をしたいと思うのです。苦しみの向うには、苦しみしか無いと思いがちです。然し、楽とはなんでしょうか。苦あるが故に楽があるのではないのでしょうか。若し是の世から悉く苦が消滅するなれば、楽と言う認識は無くなるのです。健康も同じく、病気と言う苦が影の様に有るが故に、健康の有難さや喜びが分かるのです。それに自分より他人が幸福に見えたり、羨しく思える時がありますが、実際のその人の立場に立つと、今の自分の方が依り幸福であると思うのが殆んどです。萬人の為に其れ其れの喜び、悲しみ、苦と楽は、望む、望まざるに拘わらず用意されており、しっかりと修業する様に創られています。聖人も愚人も均しく必ず修業出来る魂の訓練所、教室なのです。        『 己れに勝つ世にて 』  人間は是の世に生を受けて、一人前に言葉が話せる様になり、認識する力が付いて来た時、他人と競争する事を強いられます。それが子供の頃は勉学であり、運動であり、社会に出れば仕事の上で、出世の事で競争があります。そして、才能の有る人、運の有る人は調子よく進んで行きます。然し、其れが重要ではありません。最後に勝利する人は、己れに勝つ事の出来る人です。  一つの教室に三十人の生徒が居ったとします。十名は優等生で、教師の講義が理解出来ます。別の十名は理解出来無いので、暴れたり外へ出てしまいます。残りの十名は、理解出来ないが忍耐強く座って居ます。さて是の三つの班で、最も出世したのは何でしょうか。  それは理解出来なくても、座って居れた班であります。人生...

文殊菩薩「智之明道」

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南九州準総壇五壇合同開壇御聖訓   平成4年9月20日   天理に従いて萬物は流転し   極点を中心に星宿は周転す   玄竅開かば竅々に精氣巡り   中心を確立せば組織は整う    吾乃  文殊菩薩 命を奉領し、聖園に来壇す。  天 に禮叩し、諸賢達と親しく接す。     南端の地に設壇の慶事有るを聞き、本日茲に祝いの言葉を述べに来たり。世界状勢は戦鬼騒然とし緊迫の状況也。自然は狂い大洪水発生し、多くの死者出ずる也。是れ等三災八難避け難く、 書の予言は着々と的中す。然れど、大北斗法の力にて恐怖の予言は平安の未来に変化しつつ有り。本日は智恵の神と称される私が、智を主題に訓文を展開し、皆に本當の智とは、一体何であるかを説いて行かん。    哈哈 止 〜智之明道〜  智者とは神佛の如く事を為せる人。智人とは、天運理数の定めを弁え、正道へと感化引導出来る人。然れば、人々は如何にして智者と成らんや。    『智言』  智言とは、正しき言葉也。一言一句に魂を宿すなば、其の言は多くの人々に生きる活力と術を与え、又、傷付きたる心を癒やす也。思慮深く発する言葉を選択し、自らの口を神佛の道具と化し、法言を吐くなば、其の一言は妙言の如く人々に沁み、天に届く也。  印度の道統の祖師の一人に、草を眼の前にした飢えたる馬に法を説き、馬は草を食べず。其の祖師の説法を泪して聴きたり。其の祖師は馬鳴尊者と称されたり。 是の様に信念深ければ、畜生にも其の声は届く也。然し、己が情の動く侭に言動を発せば、其の言葉は凶器となり、他人の心を傷付け、又、人々の心を騒がす也。言の奥は深く、其の効力は聖なるものにも邪なるものにもなるなり。  智言の範囲には智論あり。智論とは正しき言を以て、又広き視野に於いて論じ、大勢の人々と論じ、又大衆の前にて真理を説く也。是れは狭き範囲に止どまらず、広域に影響を及ぼす故に、聖き言を発すなれば其の徳は限り無く、逆に歪曲を論ずれば其の禍は大きい。  そして智言の中に智話有り。智話とは人々の日常に於いて為されるものなり。他人を罵り、悪口雑言を発し、又、周囲に噂を流し、他人を傷付ける言は、是れ智言に非ず。智話とは、日常の生活を明るくし、消極な心に活力を、迫力を与え、又、絶望している人に夢や希望を与える也。智話は智言の要にして基本なり。智話、智論が良くなれば、人を導くに、又、人を教...

観世音菩薩「正精進の有り方」

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広島伝道会五壇合同開壇御聖訓 平成6年9月11日    生を観ては世を憂い     老を観ては世を嘆く    病を観ては世を悲しみ     死を観ては世を儚む    吾乃  観世音菩薩 命を奉りて、聖域に降れり。 天 を禮拝し、諸賢人達と親しく接す。  気天神超抜の慶ばしき日に私、金筆を執りて開壇聖訓を認めん。  近日に見る當地区の発展結束に期待する處大なり。拠点壇、各壇主の誕生の喜びは隠し切れず。  その想いを込めて、暫し訓文を綴らん。 哈哈 止     苦有らば、楽有り。楽有らば、苦有り。浮世、紅塵に身を置き、楽を貪り、苦に悶える人間の欲は果し無く、苦を味わう事を承知の上で、楽の上に楽を重ねんとす。楽は苦の種。苦は楽の精算也。然し、人々は苦を除く事を望み、楽を得る事に執着する。是の世は忍土で有り、耐える為の修業場也。故に、必ず人生には影の如く、苦しみが付いて来る也。修行の目的は、苦に会うとも、それを剋服する強き魂を作る為也。  本日は、如何にして苦楽の世を生き、自己の向上を計り、以て偉大なる救霊者と成る為の諭しを「正精進の有り方」と題して綴らん。    『正精進の有り方』  正精進とは、八正道の中の一つである也。八正道とは、人間に備わりし五感を以て正しく物事を受け入れ又、正しい行動をする為の教え、八項目也。その中でも正精進は、直接徳禍に結び付く項目であり、八正道の結果が為されるもの也。正精進が正しければ、残りの七項目も正しいとされる。 然し、見聞して思うは易くとも、実行に移すは難しき事也。  人間の体内には、目に見えない感情と言う要素有り。又、理性、本性と言う要素有り。八正道の正非は、是の要素の動きに依りて決まる也。特に、人間に精進を為さしめる要素、それは何か。複合的であり、唯一是れであると限定出来ぬが、先ず向上心が挙げられる。  是の向上心が、日日、人間に目標を与え、努力する為の働き掛けを促す也。然し、是の向上心は、常に禍を招き又、霊性を低下させる感情に絡まれたり。その感情は、例に取りて挙げれば、独占欲、地位欲、名誉欲、羨み心、是れ等の感情が、他人に負けじと言う気持ちを発生させる。そして、是れが強い執着となれば、向上心は修羅心と変ず。以て、自らの向上が一番で有り、競い争うを好み、以て霊性を低下させ、正精進の実行が不可となり、自らの為の精進となり行く。そして、一...

金剛蔵菩薩「現世菩薩道」

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岐阜準総壇九壇合同開壇御聖訓 平成8年7月14日   人の世は 苦しさのみが 多けれど       菩薩の道の 肥とならん   地に在りて 踏まれ踏まれて 強くなる       大願の根が 深ければこそ     吾乃  金剛蔵菩薩 命を奉りて、聖域に来臨す。 慈 に礼叩し諸賢等と親しく接す。本日、超抜儀式・開壇聖訓の佳き日において木筆を握り、慶びを述べ、以て教導の一端を示したし。 哈哈 止  一掌の雪の如くを嫌う勿れ。善行を為す者、誰しも皆からその行為を認めて貰いたく思う也。僅かな献金にて、それで果たして幾人の人々が救われるものかと思う也。善行をなせば必ず思念が影の如く生ずる也。誰にも認められ無い感謝され無い事など、最初からやっても無駄な事なのでは、と人々は思い易し。もっと金持ちになれば、力があれば、大きな善行が行なえるのに、と人々は思い易し。然れど、大いなる自然や太陽の恵み、是れが施される時に太陽や自然が人々に何を期待しているのであろうか。人々に認められ無い、自分は報われない善行が山程ありて、人々は生きていける。故に、例え僅かな善行であっても、一円の献金であっても、自らの力の為しうるを為さねば、菩薩の道とは言えず。敢えて一掌の雪の如く善行を為すべし。敢えて人々に踏みにじられる美しき花弁となるべし。その様な思いの輪を皆に悟らせ、自らも徹する、それが菩薩の道也。  救い、施しの難しさを知るべし。菩薩とは、衆生を大いなる神通により救い導くものと伝説の如く伝えられたり。然し、救う、救われる、その意味を認識せねば本当の意味での救済は叶わず。世の中には、委ね切らねばならぬ救いと委ね切るのみでは成立せぬ救いあり。例えば、手術や育児される事、得道を受ける事、是れは他力に依らざれば救われず。然し、リハビリ、教育、成全、これは他人と自分との力を合わす事で成立する。菩薩の救いで最も難しき事は、相手の自覚を促す事也。救済される側の自覚がありて地上極楽の実現が可能であり、後学の輩出と養成無くして天道の発展も萬霊救済もあり得ず。  救う事の意味の深さ、もう一つあり。それは自渡渡人、自らを渡し他人も渡すべし。それは他人を渡す事で自らも成長する、学びを得る、自らの愚かさに気付くと言う事也。救いは他人の為のみならず、回光として返ってくる也。  常に向上する気持を持つべし。菩薩の道の厳しさは、これで...